事務局からのお知らせ
東京新聞「私の本の話」への寄稿のお知らせ
2016/01/29
東京新聞、2月1日(月)朝刊の「私の本の話」というコーナーに小栗康平監督が寄稿しますので、お知らせ致します。
「私の本の話」は著者が自分の本について記すコーナーで、今回、小栗監督の新著「じっとしている唄」(白水社)について監督自身が書いたものが掲載される予定です。
東京新聞・掲載予定
- 掲載日:
- 東京新聞2月1日(月)朝刊
- 掲載面:
- 東京エンタメ堂書店「私の本の話」
小栗康平新著「じっとしている唄」
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陶芸家の河井寛次郎が書いた『六十年前の今』という本に次のような一節がある。 形はじっとしてゐる唄、 河井が言う「形」とは、形をともなって「在る」ことを見せているいっさいの事物、ものそのもの、のことだろう。だから形あるものはすべからくその本然として「唄」を持っている、そう言っているように私には思える。(中略) 小栗監督が、東日本大震災を経て、新作『FOUJITA』に至るまで、映像表現の可能性を探り続けたこの10年の軌跡をまとめたものとなります。ぜひご一読ください。
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陶芸家の河井寛次郎が書いた『六十年前の今』という本に次のような一節がある。
形はじっとしてゐる唄、
飛んでいながらじっとしてゐる鳥、
河井が言う「形」とは、形をともなって「在る」ことを見せているいっさいの事物、ものそのもの、のことだろう。だから形あるものはすべからくその本然として「唄」を持っている、そう言っているように私には思える。(中略)
映画の「場」は虚構として設定されるものだけれど、「形」あるものの「じっとしている唄」を聴くためには「もの」がそもそもどこにあったかを考え、探っていかなくてはならない。
(本文より)
小栗監督が、東日本大震災を経て、新作『FOUJITA』に至るまで、映像表現の可能性を探り続けたこの10年の軌跡をまとめたものとなります。ぜひご一読ください。
- 単行本:
- 四六判、256ページ
- 定価:
- 2100円(税別)
- 発売日:
- 2015年11月26日
- 出版社:
- 白水社
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小栗康平著
「じっとしている唄」